画面●データビークル社のWebサイト
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(出所:データビークル)
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 電通デジタル・ホールディングス(DDH)は2015年12月22日、データ分析ベンチャーのデータビークルに出資すると発表した。データビークルは「統計学が最強の学問である」(ダイヤモンド社)の著者で統計家の西内啓氏や元インフォテリア常務の油野達也氏らが設立したベンチャーで、データ分析のクラウドサービス「DataDiver」などを提供している(関連記事)。

 データビークルは同日、DDHが運用する「電通デジタル投資事業有限責任組合」(通称、電通デジタル・ファンド)を通じて、DDHを引受先とする第三者割当増資を実施した。DDHによる出資額は非公表だが、5000万~1億円規模とみられる。データビークルはこれを機に、データ分析サービスの機能拡充やラインアップの拡大、エンジニアの採用による開発チームの強化などに取り組むという。