図1●「こえ文字トーク」のホーム画面
図1●「こえ文字トーク」のホーム画面
出所:ソフトバンク
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図2●「グループでトーク」機能画面
図2●「グループでトーク」機能画面
出所:ソフトバンク
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 ソフトバンクは、音声を文字に変換することで、聴覚障害者と健聴者との円滑なコミュニケーションを支援するスマートフォンアプリ「こえ文字トーク」を2015年12月18日に提供開始した(図1)。App StoreおよびGoogle Playから無料ダウンロードできる(一部機能で内部課金あり)。

 「1対1でトーク」機能は、スマートフォンに発話した内容が文字で表示されるため、外出先での会話や聞き取りのサポートに利用できる。「グループでトーク」機能は、複数のスマートフォンでそれぞれ発話すると、参加者全員の発話内容が文字で表示される。最大8人までの会話に利用できる(図2)。いずれもヤフーが開発した音声認識エンジン「YJVOICE(ワイジェイボイス)」を活用した。

 このほかにも、スマートフォンにイヤホンを装着して周囲の音声を増幅させて聞くことができる「音量を増幅」機能を搭載。高温・中音・低音の3つの音域ごとに強弱や左右の音量バランスを調節できる。1回3分以内の試用は無料。3分以上はアプリ内課金(Android版は税込み324円、iOS版は同360円)で利用できるようになる。

 対応機種は、iOS 8.0以降を搭載したiPhone 5以降、Android 4.1以降のAndroidスマートフォン(AQUOS CRYSTAL、BLADE Q+、Nexus 6Pは非対応)。なお、ソフトバンク以外のキャリアのスマートフォンでもダウンロードできるが動作は未検証。

「こえ文字トーク」の製品情報
ソフトバンクのWebサイト