広島テレビ放送は2015年12月21日、日本テレビ放送網をはじめとするNNS系列局28社が共同で、12月から2016年3月下旬にかけてデータ放送で感染症の流行情報や予防策などからなる「子育て応援団d感染症NEWS」を提供すると発表した。

 広島テレビおよびNNS系列局は2012年度から同コンテンツを冬から春にかけて提供しており、今回は4回目の取り組みとなる。今回から新たに日本テレビ放送網とテレビ新潟放送網、山梨放送が提供を開始した。

 さらに2015年度から「感染症 エリア流行情報」として、インフルエンザや感染性胃腸炎(ノロウイルス感染症など)、溶連菌感染症など、九つの感染症の流行情報をエリアごとに発信し、それぞれの症状や予防法も閲覧できるようにした。インフルエンザの流行状況は、患者数を毎朝8時頃、市区町毎に表示する(更新休止日あり)。新型インフルエンザなどのパンデミック(感染症の世界的な大流行)の際には、内閣官房 新型インフルエンザ等対策室の情報を発信する。

 一部の情報は「子育て応援団モバイルサイト(系列30局連携)」でも見ることができるようにしている。実施期間は2015年12月から2016年3月下旬までを予定する。「子育て応援団d感染症NEWS」の制作や配信には、NNSデータ放送配信センターや読売テレビ放送、コトブキソリューションが各分野で協力している。

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