U-NEXTは、米Googleが推進するコンテンツ保護技術であるWidevineを自社製品へ組み込むことができる資格「Certified Widevine Implementation Partner Program」(CWIP)を取得したと発表した。動画配信事業者として日本で初めての事例という。2015年12月7日に発表した。

 Widevineは業界標準のコンテンツ保護技術としてGoogleにより推進されているもの。4Kなどフルハイビジョンを超える品質のビデオ配信においても十分にセキュアな状態を実現できるとしてコンテンツパートナーの信頼を得ていると説明、「これまで以上にコンテンツ権利の保護とユーザー利便性の向上を両立してサービスを提供していく」という方針である。

 U-NEXTの担当者によると、「CWIPの取得によりコンテンツ権利者に対して当社のコンテンツ保護への取り組みをこれまで以上にアピールできる」と述べ、ハリウッドの映画会社などからより高画質な配信コンテンツを獲得するのに有利になると期待する。

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