日立製作所は2015年12月7日、テレビ朝日と共同で、企業や地方公共団体などの事業者向けにテレビ朝日のデータ放送を活用して顧客や地域住民への情報配信などを支援する「総合生活支援サービス」の提供を12月8日に開始すると発表した。

 このサービスでは、事業者の顧客や地域住民などの利用者が視聴するテレビ朝日のデータ放送画面を活用する。事業者は、デジタルテレビをインターネットに接続した利用者に対し、商品やセールに関する情報や地域情報、会報誌の記事といった様々な情報を利用者向けに配信できる。

 選択式のアンケートをデータ放送画面に表示し、利用者がテレビのリモコン操作により回答した結果を受信することも可能。アンケートの回答に応じてポイントを付与する機能なども備える。これらの機能によって、利用者の要望把握といった事業者の情報収集を支援する。

 同サービスは日立のデータセンターを活用したクラウドサービスとして提供するため、事業者は新規のシステム構築を行うことなくサービスを利用することができる。このサービスの価格は個別見積もりとなる。

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