インテルは2015年11月26日、販促イベント「TVときどきPC」を開始した(写真1)。東京・世田谷区、二子玉川駅近くの「二子玉川 蔦屋家電」に、同社が販売するスティック型PC「Compute Stick」の体験会場を設ける。イベントは28日まで。

写真1●インテルが「二子玉川 蔦屋家電」で販促イベントを開催
写真1●インテルが「二子玉川 蔦屋家電」で販促イベントを開催
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 Compute Stickは、同社の省電力CPUであるAtomを採用し、Windows 10を搭載した超小型PC(写真2)。本体にHDMI出力端子を備えており、家庭用テレビのHDMI入力に直結して利用できる。実勢価格は2万円前後だ。

写真2●Compute StickはHDMI端子に直結できる超小型PC
写真2●Compute StickはHDMI端子に直結できる超小型PC
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 会場には、Compute Stickを取り付けたテレビとキーボード、マウスを用意。動画サービスの「GYAO!」、PowerPoint、Google フォトを使えるようにして、「テレビそのものをPCにできる」と超小型PCをアピールする(写真3)。「PCにあまり詳しくない人に、リビングでPCを使う楽しさを体験してもらいたい」(インテル)ことから、PC売り場とは異なる層が来客する二子玉川 蔦屋家電を会場に選んだという。

写真3●会場の様子。5台のPCを体験用に用意した
写真3●会場の様子。5台のPCを体験用に用意した
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 イベントの説明会には、GYAO GYAO!サービスマネージャーの間宮直樹氏と、日本マイクロソフト業務執行役員プラットフォーム戦略本部本部長兼アプリケーション&サービスマーケティング本部長の越川慎司氏が登壇。間宮氏は、GYAO!には2時間を超える映画や音楽ライブの映像もあるとし、「超小型PCとテレビならリビングでゆったり見られる。家族みんなで楽しんでもらう使い方の広がりを期待している」とした(写真4)。

写真4●GYAOの間宮直樹氏。GYAO!は「YouTube」に次いで国内第2位のユーザー数だという
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写真4●GYAOの間宮直樹氏。GYAO!は「YouTube」に次いで国内第2位のユーザー数だという
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写真4●GYAOの間宮直樹氏。GYAO!は「YouTube」に次いで国内第2位のユーザー数だという

 日本マイクロソフトの越川氏は、PowerPointのテンプレートとして、業務向けだけでなく、「結婚式」や「カレンダー」「電子アルバム」といった家庭向けも配布していると説明(写真5)。「テレビの前で、アルバムや年賀状を家族で一緒に作ったりしてほしい」と楽しみ方を紹介した。

写真5●日本マイクロソフトの越川慎司氏。Office用の家庭向けテンプレートを楽しんでほしい、とアピール
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写真5●日本マイクロソフトの越川慎司氏。Office用の家庭向けテンプレートを楽しんでほしい、とアピール
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写真5●日本マイクロソフトの越川慎司氏。Office用の家庭向けテンプレートを楽しんでほしい、とアピール