写真●対応するカメラで撮影された画像を確認できる
写真●対応するカメラで撮影された画像を確認できる
(出所:Bing Blog)
[画像のクリックで拡大表示]

 米Microsoftは現地時間2015年11月23日、地図検索サービス「Bing Maps」で一部エリアの道路状況を目で見て確認できるようにすると発表した。11カ国の3万5000台のカメラから収集した画像を利用する。

 Bing Mapsの画面上部に設置された「Traffic」ボタンをクリックすると、地図上の道路が、「ひどい渋滞」は赤、「渋滞なし」は緑といった具合に交通状況に応じて色分けされる。

 道路上に表示されたカメラアイコンを選ぶと、対応するカメラで撮影された画像を確認できる(写真)。最近チェックした複数のカメラの画像を同時に表示できるので、通勤経路の混み具合を手軽に把握することも可能。

 同機能は、Microsoftのナビゲーション技術「Clearflow」の予測アルゴリズムを統合する。

 同社はTrafficレイヤーを提供する詳細な対象地域を明らかにしていない。米VentureBeatによると、米国とスペインなどが対象に含まれているが、日本については不明。

[発表資料へ]