アイ・ティ・リアライズは2015年11月25日、クレジットカードの利用明細情報を集約するiPhone向けアプリ「CRECO」の対応カード数を大幅に拡大した。11月5日の開始時にはJCBカード、イオンカード、楽天カードの3種類のみだったが、アメリカン・エキスプレスカードや三井住友VISAカードなど計12種類に対応した(図)。CRECOはクレジットカードのポイントとは別に明細金額の1%を独自ポイントとして付与するのが特徴。対応カードを一気に拡大することで、早期の利用者獲得を狙う。
今回、新たに対応したクレジットカードはDCカード、NICOSカード、アメリカン・エクスプレスカード、オリコカード、ジャックスカード、セゾンカード、セブンカード(VISA)、三井住友VISAカード、ライフカードの9種類。CRECOの利用者はクレジットカードの利用金額に応じて1000円につき10ポイントがたまる。獲得したポイントは景品に換えられる。
アイ・ティ・リアライズでは2015年度内に、dカード、MUFGカード、UCカード、エポスカードなど20種類以上のクレジットカードに対応する予定。同社は2016年にも、蓄積するユーザーの明細情報のデータマイニングを進め、ユーザーごとに最適な企業のクーポンを発行するCLO(Card Linked Offer)事業を展開していく。