マクニカネットワークスは2015年11月24日、法人向けクラウドストレージサービス「Box」のユーザー向けに、更なるセキュリティ強化機能を提供するクラウドセキュリティソリューション「Skyhigh for Box」を同日提供開始したと発表した。

 米Skyhigh Networksが提供するクラウドセキュリティサービス。Boxのクラウドストレージとの間をリーバスプロキシーやAPIで接続し、Boxユーザーに対してアクティビティ監視、アノマリー検知、DLP(Data Loss Prevention)、共有制限といった機能を提供する。

 DLPは、キーワードや正規表現、ファイルの種類、ユーザーアクティビティなどについてDLPポリシーを強制できる。また、共有制限は、特定のドメインの人とのデータを共有したり共同で編集したりする作業について、自動的にアクセスレベルを下げたり削除することが可能。

 同社のセキュリティサービス「Skyhigh for ShadowIT」のアドオンとして提供する。Skyhigh for ShadowITは、企業内のクラウド利用状況を可視化・リスク分析し、企業として利用を許可していないリスクの高いクラウドサービスなど「シャドーIT」を検知する。

 Skyhigh for ShadowITは従業員1000人以上の企業が対象で、全員分のライセンス契約が必要。利用料金は従業員1人あたり年間6840円から。Skyhigh for Boxは、利用人数分のみのライセンス契約で、従業員1人あたり4500円から。

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