写真●ライカM（Typ 262）
写真●ライカM（Typ 262）
[画像のクリックで拡大表示]

　ライカカメラは2015年11月20日、レンジファインダーカメラシステム「Mシステム」の新モデルとして、写真撮影に特化したデジタルカメラ「ライカM（Typ 262）」を発表した。直営店「ライカストア」価格は85万3200円（税込み）。発売日は未定。

　「レンジファインダーカメラの本質を追及」（同社）し、あえて動画撮影機能やライブビュー機能を省いた。撮像素子は、従来のMシステムと同じ2400万画素の35mmフルサイズCMOSセンサーを、画像処理エンジンは「LEICA MAESTRO（ライカ・マエストロ）」を搭載した。

　トップカバーには耐久性に優れるアルミニウムを採用し、他のM型デジタルカメラ現行モデルと比べて約100g軽量化した。従来通り距離計とレンズのフォーカスリングを使った素早い操作が可能。露出モードは、絞り優先AEモードとマニュアル露出モードの2種類。

　本体寸法は幅138.6×高さ80×奥行き42mm、重さは約600g（バッテリー含む）。

［ライカカメラのWebサイト］