パナソニックは、ケーブルテレビ業界共通の4K専門チャンネル「ケーブル4K」(12月1日開局)を受信するハードディスク(HDD)内蔵4K STB(セットトップボックス)である「TZ-HXT700PW」のサンプル出荷を開始する。ケーブル4Kに参加するケーブルテレビ局やMSO(ケーブルテレビ統括運営会社)の合計45社に、11月末に納入するもの。2015年11月19日に発表した。

 今回のSTBにより、ケーブル4Kで提供される全国のケーブルテレビ事業者や専門チャンネルが制作する4Kコンテンツを視聴できるようになる。同STBの正式製品は2016年2月に発売を予定する。

 符号化方式がH.265(HEVC)の4K60p放送に対応する。2016年に放送開始予定の4K BS試験放送(MMT方式)もヘッドエンドでTS変換することで、同STBでの視聴が可能になる。

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