リクルートホールディングスは2015年11月18日、同社の投資子会社が運営するファンドを通じ、ブロックチェーン技術を使った国際送金サービス「Align Commerce」運営の米アライン・コマース・コーポレーションに出資したと発表した。

 Align Commerceは、主に中小企業を対象にした国際送金サービスを60カ国で提供しており、うち22カ国は送金・受取の双方に対応する。ブロックチェーン技術を使って送金手数料を抑えたのが特徴で、2015年4月のサービス開始から累計100万ドルの国際送金を実施した。

 リクルートホールディングスは、リリースの中で「リクルートはIT化の進展により技術革新が進むFinTechに注目しており、今回の投資を通じ、今後グローバル規模でニーズが高まると予想される国際送金サービスの普及に取り組んでいく予定」としている。