吉積情報(ホームページ)は2015年11月16日、映像制作を手掛けるメディア会社・コンテンツ制作会社向けに開発したクラウド型動画共有サービスである「Cmosy」(Cloud Movie System)をKDDIを通じ、日本テレビ放送網海外ビジネス推進室海外事業部が導入したと発表した。

 日本テレビ海外事業部は、大容量ファイルの保存や試聴サービス用にクラウドサービスの導入を検討していた。今回Cmosyを導入した理由として、「容量無制限、高セキュリティであることなどが挙げられる」という。

 今後吉積情報は、動画の共有・保管・変更などのデファクトスタンダードを目指す。ユーザーの要望に柔軟に対応し、Cmosyのサービス提供・機能拡張を進める予定。KDDIは、「Cmosy」 および「Google Drive for Work」を含め、利用者のIT環境をトータルでサポートしていく。

 なお「Cmosy」は、これまでにTBSテレビも導入し、利用を始めている。今後、テレビ局など映像を扱う現場において、動画ファイルの共有・保存や試聴用にクラウドを活用する動きが盛んになりそうだ。