写真●「蔵衛門 御用達16 Professional版」のパッケージ外観
写真●「蔵衛門 御用達16 Professional版」のパッケージ外観
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 NECソリューションイノベータとオリンパス、ルクレの3社は2015年11月10日、工事写真管理ソフトの最新版「蔵衛門 御用達16 Professional版」を共同開発し、11月25日に発売すると発表した(写真)。最新OSであるWindows 10およびオフィスソフト「Microsoft Office 2016(32ビット版)」に対応した。

 ドラッグ&ドロップを中心とした直感的な操作性で、工事写真の取り込みから台帳の作成、管理までの一連の作業を行えるソフト。工事写真情報や写真に文章を入力する作業をExcelファイル上で行える「まとめて入力」機能により、入力作業の効率や精度を高めることができる。

 このほかにも、写真区分や工種などで写真を分類する「写真振り分け」機能で、オリンパスの工事現場用カメラ「TG-3 工一郎」などとの連携機能を強化。カメラに振り分け情報を転送し、撮影時に振り分け情報を付加して、写真取り込み時に自動振り分けできる。

 電子納品データの入出力は、国土交通省の工事完成図書の電子納品要領(案)、農林水産省の設計業務等の電子納品要領(案)、NEXCOの工事記録写真等撮影要綱(工事編)、首都高速道路の電子納品等運用ガイドラインなどに対応する。

 動作環境はWindows Vista/7/8/8.1/10。また、Macrosoft Excel 2007/2010/2013/2016に対応する。希望小売価格(税別)は、1ライセンス版が5万円、5ライセンス版が13万円、10ライセンス版が18万円。3社がそれぞれの販売ルートで販売する。

 同時に、オリンパスとルクレの2社は「同 Standard版」を発売する。電子納品データの入出力機能などを省いて低価格化した。希望小売価格は1万2800円。

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