写真●Resalio Lynx 300
写真●Resalio Lynx 300
[画像のクリックで拡大表示]

 レノボ・ジャパンは2015年11月4日、USBキー型クラウドクライアント「Resalio Lynx 300」を同日発売したと発表した(写真)。既存のパソコンのUSB端子に差し込み起動するだけでシンクライアントとしてセキュアに仮想デスクトップ環境に接続できる。希望小売価格(税別)は、1年間のソフトウエア・アシュアランス付きで1万3200円。2年目以降はソフトウエア・アシュアランス年額2400円が必要。

 USBからブートすることで、専用OSが起動するデバイス。USBメモリー領域は専用APIからでなければ書き込みができず、ユーザーアクセス不可の秘匿領域に保持されるため、外部からのデータ改ざんやウイルス感染などの脅威から保護されたセキュアなシンクライアント環境を構築できる。

 USBメモリー容量は4GB MLCフラッシュで、秘匿領域は400MB。AES256bitのハードウエア暗号化機能も搭載する。ベースOSはUbuntu Linux 14.04で、Cirtix XenApp/XenDesktop環境やVMware Horizon環境へ接続するためのソフトを標準状態で導入した。

 アセンテックの製品で、ベンダー・ロゴ・ハードウエア(LVH)として販売する。動作確認済み機種は「ThinkPad E440」「ThinkPad L540」「ThinkPad T450」「ThinkPad X250」「ThinkPad X1 Carbon」「ThinkCentre M53 Tiny」「ThinkCentre M73 Tiny」。

レノボ・ジャパンのWebサイト