東急パワーサプライとイッツ・コミュニケーションズは2015年11月4日、2016年4月の電力小売全面自由化にあわせ東急パワーサプライが展開する電力サービスの販売面などで業務提携することに合意したと発表した。イッツコムは今年12月から、イッツコムのサービスエリアにおいて電力サービスの先行受付を開始する。

 東急パワーサプライは、東急線沿線を事業展開における最重要エリアと位置付けている。同エリアに根差した営業・サポートを強みとするイッツコムとの提携は、電力サービスの顧客獲得に大いに寄与すると考えているという。

 イッツコムは、東急電鉄沿線でケーブルテレビ事業を展開しており、2015年9月末時点で約82万世帯(接続世帯の数)が利用している。東急パワーサプライの電力サービスをイッツコムの提供メニューに加えることで、新たな利用者の獲得や維持を図ることができると期待する。

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