ビッグローブ(BIGLOBE)は2015年11月2日、モバイル通信サービス「BIGLOBE SIM」ユーザーが利用できる公衆無線LANサービス「Wi-Fiスポット」のアクセスポイント数を12月1日から拡大すると発表した。それに伴い、2016年2月1日以降、エントリープランや音声通話スタートプランなど、データ通信容量の少ない一部プランで無線LANサービスを有料化する。

 BIGLOBE SIMは、NTTドコモの通信網を利用したスマートフォン向けMVNOサービス。SIM/microSIM/nanoSIMカードで提供し、SIMフリー端末のほかNTTドコモ端末をSIMロック解除せずそのまま利用できる。

 今回のアクセスポイント拡大では、従来の約5200カ所から新たに約7万2000カ所を追加し、合計約7万7200カ所が利用可能になる。新幹線やマクドナルド、全国のコンビニや鉄道主要駅、カフェや商業施設などで、LTE/3Gより高速な無線LANサービスを利用できる。接続にはEAP方式を採用し、接続時間を最大10分の1に短縮できるという。

 無線LANサービスの有料化の対象プランは、「BIGLOBE LTE・3G」の「エントリープラン」「音声通話スタートプラン」「ライトSSプラン」、「BIGLOBE 3G」の全プラン。利用料金(税別)は、1ライセンス当たり月額250円。その他のプランは引き続き1ライセンス分無料で利用できる(2ライセンス目以降は有料)。

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