名古屋テレビ放送(メ~テレ)は2015年10月21日、神戸市内で同月に撮影した8K映像を使い、神戸市内の観光スポットを紹介する映像を制作すると発表した。2015年11月に神戸で行われる「SIGGRAPH Asia 2015」展示会において、同コンテンツの8Kモニター(4K4面マルチモニター)での上映を予定する。

 今回の撮影は、「超高画素一眼レフカメラによるタイムラプス撮影」「6Kカメラとアナモフィックレンズによるワイドスクリーン8Kコンテンツ制作」「8Kスーパーハイビジョンカメラによる8K撮影と8Kコンテンツ制作」という三つの手法を使って行った。8K映像の技術的評価のための実験的な要素も含まれているという。

 メ~テレは、他社から機材面および技術面の協力を受けて、今回の撮影を行った。同社に協力したのは、RED Digital Cinemaと西華デジタルイメージ、アストロデザイン、伊藤忠ケーブルシステム、キヤノンマーケティングジャパン、ターボシステムズである。

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