画面●Gluegent Apps共有アドレス帳for Office 365において、組織階層から送信先を選んでいる画面
画面●Gluegent Apps共有アドレス帳for Office 365において、組織階層から送信先を選んでいる画面
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 Google Apps関連サービスなどを販売するグル―ジェントは2015年10月21日、Office 365のメール機能である「Outlook Web App」において、メールの送信先を簡単に選択できるように支援する機能「Gluegent Apps共有アドレス帳for Office 365」(画面)を発表、同日提供を開始した。日本マイクロソフトが提供する「Officeストア」からダウンロードして利用できる。

 グル―ジェントは、Google Appsを強化する製品として、共有アドレス帳やグループスケジューラー機能などを提供している。今回、Gmail向けの共有アドレス帳機能である「Gluegent Apps共有アドレス帳」と同等の機能を、Office 365のOutlook Web App向けに用意した。

 共有アドレス帳を使うと、組織階層から送信先を選んでメールの送信先を簡単に入力できる。送信先として入力した文字に対応する送信先の候補を表示する。これらの支援機能で、送信先の入力効率の向上やアドレスの入力ミスによる誤送信のリスク低減が期待できる。管理者が共有アドレス帳を一元管理でき、メンテナンス性も高まる。ダウンロードとインストールは無料。料金は1ユーザー当たり月額100円(税別)。

■変更履歴
記事公開当初、記事タイトルを「グルージェントが無償提供」としていましたが、グルージェントが発表後に内容を変更したため記事タイトルを「グルージェントが提供」と変更しました。また発表内容の変更に従い、「ダウンロードとインストールは無料。料金は1ユーザー当たり月額100円(税別)」の記述を追加しました。[2015/11/02 15:20]