NTTぷららとアイキャストは2015年10月21日、両社が提供する「ひかりTV」のテレビサービスにおいて、外出先でもスマートフォンやタブレットで専門チャンネル番組や地上デジタル放送番組などをリアルタイムで視聴できる「どこでもテレビ視聴」機能の提供を2015年10月22日に開始すると発表した。

 この機能は、専用のアプリケーションをスマートフォンやタブレット端末にインストールすることで利用が可能になる。自宅内だけでなく外出先においても、LTEなどのモバイルインターネット回線を通じて「ひかりTV」で放送中の各番組や録画した番組を視聴できる。この機能は追加料金で不要で利用できる。

 視聴可能になる放送・チャンネルは、地上デジタル放送(視聴契約の住所に基づくチャンネルを提供)、BSデジタル放送(NHKBS1とNHKBSプレミアム)、専門チャンネル(合計54ch)。

 ビットレートは、宅外でモバイルインターネット回線を通じて視聴する場合に、2.5Mbps(画質は720p)、1.5Mbps(480p)、1.0Mbps(480p)、0.5Mbps(180p)である。なお、宅内で無線LAN経由で視聴する場合は、テレビ用に15Mbps、タブレット用に5Mbps、スマホ用に2.5Mbpsで提供する。宅内における画質は、いずれも720pである。

 チューナー「ST-4100」を利用するユーザーは2015年10月22日より対応する。「ST-3200」や「AM900」のユーザーは2015年度内対応を予定する。利用にあたり必要なアプリは「DiXiM Play」アプリあるいは「ひかりTVどこでも」アプリ(2016年1月に対応予定)である。

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