モバイル決済サービスを提供する米スクエアは2015年10月20日、店舗が独自のプリペイドカードを発行できる「Squareギフトカード」の提供を開始した。2015年3月から一部店舗に限定して試験サービスを提供してきたが、正式提供に切り替える。

 Squareギフトカードは初期費用や月額料金などの固定費用が無料で、カード発行代金だけで独自のプリペイドカードを発行できるサービス。カード1枚当たりの価格は注文枚数によって変動するが、1枚当たりの価格は120円~300円。最低注文枚数は250枚からとなる。

 あらかじめオンライン上に用意されたデザインテンプレートや、独自のデザインを用いて独自のプリペイドカードを発行できる。注文から製作、発送までにかかる期間は約10営業日。スマートフォンやタブレットのイヤホンジャックに差してクレジットカード決済ができる小型端末「Squareリーダー」、および同社が提供する無料のPOSアプリ「Squareレジ」の利用が前提となる。支払い時にはクレジットカードと同様に、Squareリーダーで読み取って決済する。