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 中国Xiaomi(小米科技)は現地時間2015年10月19日、同社が出資する中国Ninebot(九号机器人)の立乗り電動2輪車「Ninebot mini」を発表した。中国での希望小売価格は1999人民元(約315ドル)。

 Ninebotは2012年設立の新興会社。昨年よりXiaomiの資金援助を受けており、今年4月に米Segwayを買収した。同月Xiaomiやベンチャーキャピタルらから8000万ドルの資金を調達した際、Xiaomiの「Mi Ecosystem」の一員となった。Xiaomiは「Mi」ブランドのもと、テレビ、タブレット端末、スマートフォン、リストバンド型端末などを展開している。なお9月には、米Intelが投資部門Intel Capitalを通じて投資することを明らかにしている(関連記事:Intel、中国8社に合計6700万ドルを出資)。

 Ninebot miniは最高速度が毎時16kmで、15度の傾斜を容易に上ることができる。重量は12.8kgで車のトランクに収まるサイズ。小さいハンドル部を両脚で挟んで操縦する。一度の充電で22km走行可能。スマートフォンのアプリケーションからコントロールできる。

 カラーはブラックとホワイトの2種類。米メディアの報道(PCMag.com)によると、11月3日に中国本土で発売する。

[発表資料(1)]

[発表資料(2)]