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ディープラーニング(深層学習)でトレーダーを支援、AlpacaDBがFinTechへ事業転換

浅川 直輝=日経コンピュータ 2015/10/19 日経コンピュータ

 米国サンマテオと神戸に拠点を持つAIスタートアップ企業のAlpacaDBは2015年10月19日、ディープラーニング(深層学習、多層ニュールネットワークによる機械学習)を金融市場の時系列解析に応用する技術の開発に乗り出すと発表した。

 同社はディープラーニングを使った画像解析を手掛け、2015年6月には画像解析のクラウドサービス「Labellio」を公開していたが、FinTech分野にピボット(事業転換)する。これに伴い、ベンチャーキャピタルや個人投資家などから計100万米ドル(約1億2000万円)を調達した。

 同社は、主にデイトレーダーを対象にした分析基盤「Capitalico」のベータ版を2015年10月から少数のユーザーに提供済み()。2016年1月に一般ユーザー向けに公開する考えだ。

図●CapitalicoのWebトップ画面
[画像のクリックで拡大表示]

 Capitalicoは、個々のデイトレーダーが持つ為替取引などのノウハウをディープラーニングに学習させるもので、プログラミング知識のないトレーダーでも自動取引アルゴリズムを生成できる。「トレーダーが売り買いのトリガーとして注目するチャート上の価格変動パターンを、画像認識の要領で解析している」(AlpacaDBの横川毅CEO)。トレーダーが注目する価格変動パターンを自動検知したり、過去の価格値からトレーダーの予測を検証したりできる。

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