日本マイクロソフトは2015年10月14日、PCメーカー各社によるWindows 10デバイスの発表イベント「Windows 10 Partner Device Media Briefing」を開催した。

 発表会には、ASUS JAPAN、NECパーソナルコンピュータ、レノボ・ジャパン、エプソンダイレクト、サードウェーブ、デル、東芝、トリニティ、日本エイサー、日本HP、VAIO、パナソニック、富士通、プラスワン・マーケティング、マウスコンピューターの15社から、それぞれ代表者が登壇。未発表のWindows 10 Mobileデバイスを含む製品を一挙公開した(写真1)。

写真1●PCメーカー15社の代表者が五十音順に並んだ
写真1●PCメーカー15社の代表者が五十音順に並んだ
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米国とは逆にパートナーデバイスを先行発表

 日本マイクロソフトからは、代表執行役社長の平野拓也氏が登壇。「日本のデバイスパートナーから、PCやタブレットだけでなく、スマホやゲーム機、大型スクリーンデバイスなど様々な製品を発表することで、Windows 10の第2章が始まる」と宣言した(写真2)。

写真2●日本マイクロソフト 代表執行役社長の平野拓也氏
写真2●日本マイクロソフト 代表執行役社長の平野拓也氏
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 Windows 10の販売実績については、「海外では稼働するデバイス数が1億1000万台を突破した。日本市場における数字は公表しないが、目標を上回っており、順調だ」(平野氏)と語った。法人向け展開として、「セブン&アイ・ホールディングス、大和ハウス工業、ベネッセホールディングスがWindows 10を導入した。販売パートナーとしてダイワボウ情報システム、MDM分野ではアイキューブドシステムズと提携した」(同)と最近の動向を紹介した。