ソフトバンクが2015年10月8日に開催した冬モデル発表会では、最新Nexusシリーズ「Nexus 6P「Nexus 5X」など多数の新端末が登場した(関連記事:ソフトバンクが「Nexus 6P」を独占販売、ほか冬モデル新製品を発表写真1)。

写真1●ソフトバンクが2015年冬モデル発表会を開催
写真1●ソフトバンクが2015年冬モデル発表会を開催
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 発表会には、10月7日にグーグルが開催したNexusシリーズの発表会に合わせて来日していた米グーグル副社長が登壇。以前はiOS一辺倒とのイメージが強かったソフトバンクだが、徐々にAndroidの比重を高めており、今回の冬モデル発表会でもそうした「Androidシフト」の流れを踏襲していた。

 冬モデル新機種は、SoftBankブランドが10機種、Y!mobileブランドが5機種。だが、AQUOSケータイ、DIGNOケータイ、Pocket WiFiの3機種が両ブランドから発売されるため、実質12機種になる。本記事ではこれら冬モデル端末の詳細を解説する。

Nexusシリーズ2機種を発売、Android強化へ

 ソフトバンクの2015年冬モデルの目玉になったのが、最新Nexusシリーズ2機種だ。ファーウェイ製の5.7型端末「Nexus 6P」をSoftBankブランドから、LG電子製の5.2型端末「Nexus 5X」はY!mobileブランドから、いずれも10月下旬に発売する(写真2)。

写真2●ソフトバンクが独占販売する「Nexus 6P」
写真2●ソフトバンクが独占販売する「Nexus 6P」
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