写真●アップデートされたiOS用YouTubeアプリ(App Storeより)
写真●アップデートされたiOS用YouTubeアプリ(App Storeより)
[画像のクリックで拡大表示]

 米Googleは現地時間2015年10月5日、動画サービス「YouTube」のiOS向けアプリケーションをアップデートした。デザインを刷新したほか、手軽にビデオを編集できるアプリ内ツールを追加した。「App Store」から無料でダウンロードできる。

 新版「バージョン10.38」はデザインを変更し、より簡単に好きな動画を見つけられるようにした。アイコンをタップするか、スクリーンをスワイプすることで、おすすめの動画や登録チャンネルにすばやくアクセスできる。

 また、編集ツールを使って、動画をアップロードする前に、トリミング、フィルター加工、BGM追加などが行える。

 Googleは各種製品にわたるマテリアルデザインの採用を進めており、UIの統一化を図っている。新しいiOS版YouTubeアプリケーションもマテリアルデザインに沿ったものだが、一部のiOSユーザーには不評なようだと米TechCrunchは報じている。また、マルチタスク対応が不十分なことや、「iOS 9」のピクチャーインピクチャーといった機能をサポートしていないことに対する不満の声も聞かれ、「星1つ」の評価も見受けられる。