写真1●「デジタルヘルスDAYS 2015」の外観
写真1●「デジタルヘルスDAYS 2015」の外観
[画像のクリックで拡大表示]
写真2●お薬手帳プラス
写真2●お薬手帳プラス
[画像のクリックで拡大表示]
写真3●カルテコ
写真3●カルテコ
[画像のクリックで拡大表示]
写真4●オハログ
写真4●オハログ
[画像のクリックで拡大表示]
写真5●Platform Manager for Android
写真5●Platform Manager for Android
[画像のクリックで拡大表示]
写真6●東芝のBluetooth Smartデバイス試作機
写真6●東芝のBluetooth Smartデバイス試作機
[画像のクリックで拡大表示]

 東京ビッグサイトで10月2日まで開催中の「ITpro EXPO 2015」は、医療・健康系のIT展示「デジタルヘルスDAYS 2015」を併設する(写真1)。約20種類ある展示の一部を紹介する。

 日本調剤は、2015年1月から運用を開始している、電子お薬手帳アプリ「お薬手帳プラス」を展示(写真2)。冊子のお薬手帳の機能に加えて、薬を飲む時刻を知らせる「お薬アラーム」や、処方箋をカメラで撮影して薬局に送る「処方せん送信」などの機能がある。既に約2万人が利用しているという。

 メディカル・データ・ビジョンは、2015年6月に開始した診療情報提供サービス「カルテコ」などを展示する(写真3)。カルテコに対応した病院で受信した際に、病名や投薬情報、検査結果など診療情報の一部を自宅でインターネット経由で見られるサービスだ。まだ対応する病院は二つで、今後徐々に増やしていく予定だという。

 帝人は、2015年5月にウンログと共同で開発した快眠アプリ「オハログ」などを展示した(写真4)。オハログは、睡眠記録から「快眠スコア」を100点満点で表示するアプリ。同社では睡眠ウェブサービス「ねむログ」の利用者を対象に睡眠データの解析を行うなど、睡眠サービスに力を入れている。

 展示コーナーの一角を占める「Continua Plaza」では、コンティニュア・ヘルス・アライアンスが認可するコンティニュア認証製品が多数展示されている。シャープが開発中の「Platform Manager for Android」は、コンティニュア対応のBluetoothやNFCなどの通信機能を備えた機器の情報を一括してAndroidアプリで取り扱うことができる(写真5)。東芝は、消費電力が5.9mAと少ないBluetooth Smartデバイスを展示(写真6)。2016年4月に登場するBluetooth 4.2対応製品では、3mAまで下がるという。