写真1●IEEE 802.11ac Wave2対応の企業向け無線LANアクセスポイント「Aruba AP-320」シリーズ
写真1●IEEE 802.11ac Wave2対応の企業向け無線LANアクセスポイント「Aruba AP-320」シリーズ
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 日本ヒューレット・パッカードは、2015年9月30日から10月2日にかけて東京ビッグサイトで開催している「ITpro EXPO 2015」において、IEEE 802.11ac Wave2対応の企業向け無線LANアクセスポイント「Aruba AP-320」シリーズを展示した(写真1)。

 日本ヒューレット・パッカードは現地時間の2015年3月2日、無線通信機器メーカーの米アルバネットワークスを約27億ドルで買収することで両社が最終合意に達したと発表済み(関連記事:HP、無線機器メーカーArubaを約27億ドルで買収へ)。

 Aruba AP-320は買収後で最新の企業向け無線LANアクセスポイントだ。IEEE 802.11ac Wave2の対応により、「理論値で最大約6Gビット/秒まで高速化できる」(説明員)という。国内での発売予定は2015年11月という。価格は「定価で20数万円」(説明員)だ。

 本体にBluetoothを内蔵したのも従来版からの強化点という。スマートフォンのアプリと連携したデジタルサイネージ(電子看板)での用途を想定する。「あらかじめ趣味や好みを登録してもらい、Bluetoothの通信範囲内に入ると、自動的に関連情報を表示するといった利用が考えられる」(説明員)と話す。