写真1●日本オラクルの展示ブースでは、提供するほぼ全てのクラウドサービス製品を展示している
写真1●日本オラクルの展示ブースでは、提供するほぼ全てのクラウドサービス製品を展示している
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写真2●展示ブース以外に、セミナールーム3で講演を実施している
写真2●展示ブース以外に、セミナールーム3で講演を実施している
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 日本オラクルは、2015年9月30日から10月2日にかけて東京ビッグサイトで開催している「ITpro EXPO 2015」で、クラウドサービスや関連製品群を展示している(写真1)。

 同社の展示ブースでは「PaaS(プラットフォーム・アズ・ア・サービス)やSaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)など、当社のほぼ全てのクラウドサービス製品を展示している」(説明員)。サービスや製品ごとに分かれている小ブースの数は25個にもなる。

 PaaSの中でも同社がアピールするのは「Oracle Database 12c for Cloud」。クラウド向けに設計されたデータベース「Oracle Database 12c」を従量課金制で利用できる。「他社のクラウドサービス上に当社製のDBを立ち上げるよりも、迅速に環境を使い始められる」(説明員)という。

 新日鉄住金ソリューションズ(NSSOL)や日立製作所などのスポンサー企業20社以上による製品やソリューションの豊富な展示も、日本オラクルの展示ブースの特徴の一つだ。

 日本オラクルは展示ブース以外にも、展示会場内のセミナールーム3で、クラウドやビッグデータ、IoTなどにテーマを絞ったセミナーを実施している。説明員によれば「大変盛況だ。セミナールームは約100人の定員だが、IoTがテーマの講演は満席となる」という(写真2)。

 このほか、展示ブースの中にも、セミナースペースを設置。来場者に対して、「プレゼンテーションなどを通じてなるべく理解を深めてもらえるように工夫した」(説明員)。10分ほどのプレゼンを1日に20回以上、実施する。