写真1●「Smart at robo for Pepper」のデモを披露するPepper
写真1●「Smart at robo for Pepper」のデモを披露するPepper
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写真2●写真1とは別のPepperが、ブース入口でアンケートを実施していた
写真2●写真1とは別のPepperが、ブース入口でアンケートを実施していた
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写真3●「Backlog チケット連携プラグイン」の説明
写真3●「Backlog チケット連携プラグイン」の説明
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 サイボウズは、2015年9月30日から10月2日にかけて東京ビッグサイトで開催している「ITpro EXPO 2015」において、同社のPaaS(Platform as a Service)である「kintone」を使ったソリューションなどを展示した。

 ブースで目を引いたのは、パーソナルロボットのPepper(写真1)。実はこれ、サイボウズのパートナーでkintoneを使ったSIなどを手掛けるM-SOLUTIONSが9月29日に発表した新サービス「Smart at robo for Pepper」の展示だ。このサービスは、kintone上で構築されたアプリでPepperのセリフや動作を設定すると、それに沿ってPepperが動作する。プログラムを作るのは大変という人向けで、Web画面から簡単に動作を設定できる。Pepperの動作履歴をkintoneのアプリ側に登録することも可能だ。M-SOLUTIONSによると、Pepperとデジタルサイネージを連携させたソリューションも、年内には出したいとのこと。Pepperは、サイボウズブースの入口でも待機。対話でアンケートに答えると、それに合わせてカスタマイズされた日報などのアプリが自動生成されるというデモをしていた(写真2)。これは、M-SOLUTIONSが個別に開発したアプリを使っているという。

 kintoneのSIパートナーであるジョイゾーによる「Backlog チケット連携プラグイン」も、9月29日に発表したばかり(写真3)。これはkintoneと、ヌーラボのプロジェクト管理ツール「Backlog」を連携させる。kintone上のプロジェクト管理アプリに登録したデータを、Backlogの新規チケットとして自動登録できる。「顧客とのプロジェクト管理はkintoneのアプリで、社内のプロジェクト管理はBacklogで」といった使い方ができるという。このプラグインも、サイボウズのブースでデモを見られる。