写真1●YVC-300をはじめとするスピーカーフォンを中心に展示を行っていたヤマハ
写真1●YVC-300をはじめとするスピーカーフォンを中心に展示を行っていたヤマハ
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写真2●三角形の平べったいフォルムを採用するYVC-300。天辺にスピーカー、三角形の頂点部分にマイクを搭載する。操作ボタンを手前側に装備する
写真2●三角形の平べったいフォルムを採用するYVC-300。天辺にスピーカー、三角形の頂点部分にマイクを搭載する。操作ボタンを手前側に装備する
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 ヤマハは、2015年9月30日から10月2日にかけて東京ビッグサイトで開催している「ITpro EXPO 2015」において、社内会議システムで利用されるスピーカーフォンを中心に展示を行っている。前面に押し出しているのは、10月1日に発売したばかりの新製品「YVC-300」だ。

 USBバスパワーで動作する比較的小型のスピーカーフォンながら、従来機種の「PJP-20UR」と比べて約2倍の音量のスピーカーを搭載した。このクラスのスピーカーフォンとしては、最大クラスの音量だという(ヤマハ・楽器・音響営業本部 音響営業統括部 SN営業部 国内営業課 鈴木一正課長代理)。会議室は周囲からの雑音も多いため、やはり音量の大きさは非常に重要だという。

 Bluetoothを搭載しており、出張先の社員と通話している携帯電話とYVC-300をBluetoothで接続することで、社内会議に出張先の社員を参加させることも可能だ。1台のYVC-300で、周囲1.5mに集められた6人をカバーできる。エアコンの雑音やプロジェクターの動作音をカットする「ノイズリダクション機能」、マイクで集音した音を適切なゲインに調整する「オートゲイン機能」なども搭載する。希望小売価格は5万円(税抜き)の見込みだ。