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 名刺管理のクラウドサービスを提供するSanSanは、2015年9月30日から10月2日まで東京ビッグサイトで開催中の「ITpro EXPO 2015」で企業向け名刺管理ソリューション「SanSan」を展示している。

 SanSanは3000社以上が利用している名刺管理サービス。名刺をスキャンしてアップロードすると企業や部署内で名刺情報を共有できる。名刺情報は専用のオペレーターが手入力するため、OCRだけの名刺データ化サービスと比べると正確性が高い。こうして読み取られた名刺情報を基に人事情報や企業ニュースなど関連情報を表示する。三井不動産やコニカミノルタ、三井物産などの大手企業から、中小企業まで企業の規模を問わず導入が進んでいる。

 「営業部や事業企画部などの来場者が多い。特に自動で組織図を生成する機能の受けがいい」とSanSan事業部マーケティング部兼業務企画グループの大木由香氏は語る。企業内の業務改善を推進する立場からの問い合わせが多いようだ。同社は企業向けのSanSan以外に、個人向け名刺管理サービス「Eight」も展開している。