写真●専用アプリから書類を検索した様子。目的の書類を格納したキャビネットやフォルダーが赤く点滅している
写真●専用アプリから書類を検索した様子。目的の書類を格納したキャビネットやフォルダーが赤く点滅している
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 2015年9月30日から東京ビッグサイトで開催中の「ITpro EXPO 2015」で、アイマイクロデータジャパンはキャビネット内の紙の書類を管理するスマートファイリングシステムを展示している。定期的な所在管理が必要な文書やデジタル化が難しい文書の管理などに適しているという。

 同システムで書類を管理する際は、管理対象となる書類を専用のWindowsアプリに登録し、キャビネット内のA4サイズのフォルダーに格納する。このフォルダーにはLEDライトとICチップが搭載されている。キャビネット内の書類は専用アプリで集中管理されるので、アプリから必要な書類を検索すると、目的の書類が格納されているキャビネットのLEDが赤く点灯し、キャビネット内のフォルダーも赤く点滅するため、書類の場所がひと目でわかる(写真)。

 また、キャビネット内の書類を持ち出すと、Windowsアプリから持ち出したことが分かるようになっている。持ち出しの履歴を残すことも可能。ただし、キャビネットと管理アプリを利用するPCはLANで接続する必要がある。