写真1●Windows 10のタッチ&トライコーナー。ここだけでなく同社のブースに展示してあるPCの80%がWindows 10搭載マシンという
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写真2●LAVIE Hybrid ZEROに表示されたプラネタリウムの画面をワイヤレス転送し、50インチ大型液晶テレビの画面に表示
写真2●LAVIE Hybrid ZEROに表示されたプラネタリウムの画面をワイヤレス転送し、50インチ大型液晶テレビの画面に表示
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 2015年9月30日から10月2日まで東京ビッグサイトで開催している「ITpro EXPO 2015」でNECレノボ・ジャパングループは、Windows 10搭載マシンのタッチ&トライコーナーを開設している(写真1)。「LAVIE Desk All-in-on」や「LAVIE Hybrid ZERO」、「LAVIE Hybrid Frista」など、同社のWindows 10搭載の最新機種を5台ほど並べ、来場者が自由に最新OSの操作性を体感できるようにしている。

 同社のブースは、リビングルームやオフィスの会議室、学校の教室などを再現した構成になっている。リビングを再現したコーナーでは、本棚や50インチ大型液晶テレビ、ソファーを配置し、27インチの大型タブレット「Lenovo HORIZON 2」やスティックPCの「ideacentre Stick300」など、特長的なデジタルデバイスを日常生活にどう取り入れ、活用していくかを提案。例えば、「Lenovo HORIZON 2」では、付属のジョイスティックを使って来場者がホッケーゲームを楽しめるといった仕掛けも用意されている。

 また、「ideacentre Stick300」を50インチ大型液晶テレビに接続し、ワイヤレスキーボードで操作することで大型スマートテレビとして活用できること、ノートPCの「LAVIE Hybrid ZERO」をインテルの無線通信技術「WiDi」で大型液晶テレビとつなぐことで、PCに入れたアプリを大画面で表示、操作するデモも紹介されている。

 NECパーソナルコンピュータ 商品企画部 コンシューマグループ マネージャーの森部浩至氏は、「リビングにある大型液晶テレビを、LAVIE Hybrid ZEROとワイヤレスでつなげると、いろいろな使い方ができる」という。ブースでは、LAVIE Hybrid ZEROに入れたプラネタリウムのアプリを大型液晶テレビに表示(写真2)。LAVIE Hybrid ZEROを操作端末として利用し、天井に向けると、大型液晶テレビの画面いっぱいに星空が広がるという仕組みだ。

 一方、会議室を再現したコーナーでは、55インチの大型テーブルトップ型PCが出展されていた。パイオニア製で、レノボ・ジャパンのPCやタブレット端末と接続して利用することで、PC内のコンテンツを大型のテーブル画面に表示できるようになる。複数のパソコンの画面を同時にテーブル画面に表示させて、タッチペンでの書き込みなども行える。例えば設計事務所などで、複数のデザイン案を並べて表示してミーティングをしたり、設計図を並べて修正点をタッチペンで書き込んだりといった使い方がされているという。担当者によると「アイデアフラッシュやブレインストーミングに適したミーティング用のデジタルデバイス」という。