図●ENdoSnipe as a Serviceの画面
図●ENdoSnipe as a Serviceの画面
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 Acroquest Technologyは2015年9月28日、Web上からJavaシステムの状況を可視化し、システム停止や性能劣化につながる問題を検出するサービス「ENdoSnipe as a Service」(以下EaaS)を開始すると発表した()。EaaSは、同社が開発したJavaシステムの内部動作を可視化・診断するソフトウエア「ENdoSnipe」をAmazon Web Services(AWS)で提供するもの。なお、ENdSnipeは2013年からオープンソースソフトウエアとして公開している。

 EaaSでは、Web上のダッシュボードでJavaシステムやアプリケーションの状況を可視化したり、機能ごとの処理回数や処理時間を可視化したりすることが可能。診断機能も備え、システム停止や性能劣化につながる問題を検出し、原因をいち早く確認できる。また、長期間のリソースの使用状況の変化などをExcel形式のレポートで出力できる。

 Acroquest Technologyは、EaaSの提供に合わせてENdoSnipeを6.0にバージョンアップした。ENdoSnipe 6.0は、ダウンロードサイト、およびGitHubのページからダウンロードできる。新版では、Java 8に対応。さらに、ダッシュボードから監視用エージェントの設定を変更できるようになった。しきい値を超過した際に、メールで通知する機能も追加した。

 EaaSの価格は、対象エージェント数が2つ、性能情報保存期間が2週間のエントリープランが28万円/年(税別)。他にも対象エージェント数や情報保存期間に応じて、48万円/年(税別)のスタンダードプランと72万円/年(税別)のプレミアムプランがある。

発表資料