東京ケーブルネットワーク(TCN)は2015年9月28日、同日に地域BWA用の無線局免許を総務省関東総合通信局から取得したと発表した。地域BWAは、2014年10月に総務省により制度改正が行われ、WiMAX方式のほか、WiMAX R2.1 AE方式とAXGP方式が追加されている。

 TCNは、これまでWiMAX方式を活用して、防犯カメラシステムや自治体向け防災システムの構築、有線ネットワークのバックアップ回線提供など、地域の公共サービス、一般サービスの提供を行ってきた。今回の免許取得により、基地局の高度化を進め、「地域の防災・減災に寄与するサービスの提供を推進していく」という。

 提供の開始時期は、2016年1月を予定する。サービス提供区域は東京都文京区、荒川区、千代田区の各一部(今後、無線局を増設して区内全域に展開する計画)。技術方式はAXGPである。

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