リコーイメージングは2015年9月25日、水深14mでの水中撮影が可能な防水コンパクトデジタルカメラ「WG-40」と、スマートフォンからのリモート撮影や写真共有が可能な無線LAN機能搭載「WG-40W」（写真）を10月23日に発売すると発表した。価格はオープン。予想実勢価格は、WG-40が3万円台半ば、WG-40Wが3万円台後半。
IPX8（JIS保護等級8）相当の防水性能を備え、水深14mで連続2時間の水中撮影が可能。また、1.6mからの耐落下衝撃性能、IP6X（JIS保護等級6）相当の防じん性能、マイナス10度でも動作可能な耐寒構造、100kgf（重量キログラム）まで耐える耐荷重構造などを備えた。
有効約1600万画素の裏面照射型CMOSセンサーと高性能画像処理エンジンを採用し、最大でISO6400の高感度撮影が可能。35mmフィルム換算で焦点距離約28～140mm相当の光学5倍ズームレンズを搭載する。最短1cmのマクロ撮影も可能。
水中撮影における赤系の色の損失やコントラスト低下を効果的に補正できる「マーメードモード」「マーメードムービーモード」を搭載。また、一度に複数枚の画像を撮影・合成してブレの少ない画像を作る「手持ち夜景モード」などを備えた。画像仕上げは、同社一眼カメラにも搭載する「雅（MIYABI）」「リバーサル」を追加した。
このほかにも、3種類の手ブレ軽減機能や6灯のLED補助光などを搭載する。記録媒体は約68Mバイトの内蔵メモリーおよびSD/SDHC/SDXCメモリーカード。リチウムイオンバッテリーで約300枚の撮影が可能。本体色は、GW-40が「ブラック」「イエロー」、GW-40Wが「ホワイト」「ブルー」。本体寸法は幅122.5×高さ61.5×厚さ29.5mm、重さは、WG-40が約192g、WG-40Wが約194g（電池、メモリーカード含む）。
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