米MicrosoftはLegal and Corporate Affairs(LCA)部門担当執行バイスプレジデント兼法務顧問のBrad Smith氏を社長兼最高法務責任者に任命した。同社が現地時間2015年9月11日に米連邦証券取引委員会(SEC)に提出した書類(FORM 8-K)から明らかになった。

 Smith氏は1993年にMicrosoftに入社し、2002年より法務顧問を務めている。

 Microsoftは地域別の営業担当プレジデントを置いているが、全社的に統括する社長の任命は、2002年にRichard Belluzzo氏が退任して以来(関連記事)初めてとなる。Smith氏の昇格についてSatya Nadella最高経営責任者(CEO)は従業員宛ての電子メールで「彼はこれまで幅広い役割を担ってきた。さらに新しい取り組みを率いてもらいたいと要請している」と述べた。Nadella CEOによると、Smith氏は法務に加え、プライバシー、セキュリティー、アクセシビリティー、環境持続可能性、デジタルインクルージョンに関する問題を担当する(米Wall Street Journalの報道)。

[発表資料(SECへの提出書類)]