米Appleは現地時間2015年9月9日、米カリフォルニア州サンフランシスコの「Bill Graham Civic Auditorium」で製品発表イベントを開催した。噂どおり「iPhone 6s」「iPhone 6s Plus」と「iPad Pro」、新しい「Apple TV」など、盛りだくさんの内容となった。同社のライブストリーミング、および米Engadget、米The Verge、米CNETの報道などをもとに同イベントの様子をレポートする。
Apple Watchに新しいベルトとカラー、watchOS 2は来週リリース
非常に広い会場。ステージにTim Cook最高経営責任者(CEO)が登場する。「今日はいくつかの製品ラインにわたってものすごい発表(モンスターアナウンスメント)があります」と予告し、「アップデート(販売実績などのデータ報告)の時間がないので」と、すぐに「Apple Watch」の話題に入る。
Apple Watchの数々の機能に触れ、「顧客満足度は97%」と述べる。
Cook氏に代わって、オペレーション担当上級バイスプレジデントのJeff Williams氏が登場する。「watchOS 2」について説明。サードパーティー製コンプリケーションのサポート、過去〜未来の出来事をチェックするタイムトラベル機能、交通機関の乗り換え案内など。現在、Apple Watch用アプリケーションは1万以上。
米Facebookの「Messenger」や米GoProのアプリケーションがネイティブで使えるようになる。
ここで医療分野向けアプリ「Airstrip」をデモ。血圧などを測定・記録、医師と安全にやりとりできる。妊婦が胎児の心拍数を確認したりできる。
続いてApple Watchの新しいベルトを紹介。フランスの高級ファッションブランドHermesの革製ベルトだ。
また、アルミニウム製の「Sport」モデルにローズゴールドとゴールドが追加。価格は従来と同じ。新モデルは同日より24カ国で販売開始。watchOS 2のリリースは9月16日。