住信SBIネット銀行は2015年9月8日、7日午後10時過ぎにシステム障害が発生し、Webサイトへのアクセスやログイン、各種取引のほか、ATMの利用ができなくなったと発表した。順次復旧して8日午前3時ごろまでに全て回復し、現在は通常通りサービスを利用できるという。

 発表によると、システム障害は7日午後10時11分ごろ発生した。勘定系システムのサーバーで起きたハードウエア障害が原因とみられるという。この障害で残高照会や振替、定期預金、外貨預金の取引のほか、他行振り込みやATMでの取引、SBIカードからの口座振替申し込み、SBIカードへの入出金、SBI証券連携サービスが利用できなくなった。同行は今後速やかに原因を究明して再発防止に努めるとしている。

 同行は2011年9月にシスコシステムズのスイッチである「Catalyst 6500」の故障を引き金に全サービスが10時間停止する障害が起きた経緯がある。