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「ICTを教育でどう使うかが大学“生き残り”の鍵」、東京理科大の半谷教授

小口 正貴=スプール 2015/09/07 ITpro

 日本マイクロソフトが2015年9月2日〜4日に開催したビジネスパートナー向けイベント「FEST2015」において、教育現場におけるICT活用事例が紹介された。3日には、東京理科大学ICT担当理事・教授の半谷精一郎氏が「教育機関を進化させるクラウドシステムの導入と活用事例詳細を見る」と題して講演(写真)。「ICTをどのように教育の中でうまくコントロールして使っていくのか。そこが大学が生き残るための非常に大きな鍵となる」と述べ、ICT化の重要性を力説した。

写真●東京理科大学の半谷精一郎教授
[画像のクリックで拡大表示]

 現在、同大学は「教育力」「研究力」「国際競争力」を高めることを目標に掲げ、教育システムのICT化を促進している。半谷教授は、本来の教育の形として理想的なのは寺子屋などの対面・少人数型だとしながらも、高等教育の中で実現は難しいと説明。しかし近年、ICTを活用したアクティブラーニングのようなインタラクティブな教育方法が出てきたことにより、同大学でもICT環境の整備によって教育の質を向上する策に着手できるようになってきたという。

スマホの普及でWordやExcelを使ったことがない学生が急増

 具体的には、学生の学びを支援する環境づくりに取り組んだ。同校では、マイクロソフトの「Office 365」を導入し、全教員、全学生が利用できるようにした。ここ数年、スマートフォンの劇的な普及により、WordやExcelを使ったことがない学生が急増していることもOffice 365導入の決め手となった。「スマホでブラウジングもコミュニケーションもできてしまうため、これらの習慣が逆に学生のコンピューターリテラシー能力を奪っている。Word、Excel、PowerPointなどの基本機能をOffice 365で経験してもらう」(半谷教授)。

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