サイバー・バズは2015年9月3日、インターネットを通じた健康・医療相談サービスの英語版の提供を始めた。企業の福利厚生用途での導入を想定。導入企業の従業員は同社が組織する医療専門家に英語で質問できる(有償)。ネットを通じた英語の医療相談サービスは珍しい。外国人従業員を多く抱える企業に向けて売り込む。

 同社の健康・医療相談サービス「Doctors Me(ドクターズミー)」の新メニューとして始めた。ドクターズミーは医療や美容、健康といった分野の専門家に、利用者がネットを介して質問ができるサービス。2015年3月からは企業向けサービスとして、企業が自社のWebサイトにドクターズミーの相談窓口を設けられるようにしていた。

 新たに始めた英語版では、導入企業の従業員が英語で質問すると、24時間以内に医師が英語で回答する。文章に加えて説明用の画像を添付することも可能。

 既に外国人従業員への福利厚生として、導入を決定している企業があるという。外資系の企業や健康保険組合を中心に、2016年9月までに20団体への導入を目指す。将来的に個人向けの英語版サービスの提供も視野に入れている。