マイクロソフトは同社のクラウドサービス「Microsoft Azure」で、一部サービスの料金改定などを発表した。

 10月1日に、仮想マシンサービス「Azure Virtual Machines」の「Dシリーズ」、および「Azure Cloud Services」の料金を27%引き下げる。Dシリーズは「Aシリーズ」と「Gシリーズ」の間に位置するスペック。プロセッサはAシリーズより60%高速なものを、ディスクはSSD(ソリッド・ステート・ドライブ)を搭載している。

 RDBMSサービス「Azure SQL Database Premium」に、新たに二つのパフォーマンスレベルを追加した。P4は、パフォーマンスを表すDTU(Database Throughput Units)が500、最大データベースサイズが500Gバイト。最高レベルのP11はDTUが1750、最大データベースサイズが1Tバイトである。P4およびP11に対して、米国中南部以外のリージョンでは10月31日まで一律のキャンペーン料金が適用される。

 メッセージングサービス「Azure Service Bus Premium」のパブリック・プレビューを開始した。これにより、Service Bus Queues and Topicsの全てのメッセージング機能が提供される。

 「Azure SQL Database Elastic Database」のBasicおよびPremiumレベルのパブリック・プレビューも開始した。