インテルは2015年9月2日、開発コード名「Skylake」と呼ばれていた第6世代Coreプロセッサーの新モデルを多数発表した(写真1、2)。Skylakeはそれまでの第5世代Core(開発コード名はBroadwell)の後継で、内部設計を刷新。より省電力にしたほか、内蔵グラフィックス機能を大幅に強化した。

写真1●第6世代CoreプロセッサーのモバイルノートPC用のパッケージ。チップセット機能を統合している
写真1●第6世代CoreプロセッサーのモバイルノートPC用のパッケージ。チップセット機能を統合している
[画像のクリックで拡大表示]
写真2●グラフィックス機能を強化したノートPC向けモデルのパッケージ(写真左側)とデスクトップPC向けパッケージ(同右側)
写真2●グラフィックス機能を強化したノートPC向けモデルのパッケージ(写真左側)とデスクトップPC向けパッケージ(同右側)
[画像のクリックで拡大表示]

 インテルは第6世代Coreプロセッサーについて、高性能デスクトップPC向けの2モデルを先行して8月5日に発表済み(関連記事:インテルが第6世代Core「Skylake」の第1弾、Core i7-6700Kを発表)。今回、デスクトップPC用は、主力機向けと低価格機向けをラインアップに追加。新たにノートPC用の「H」「U」「Y」の各シリーズを発表した。Yシリーズは、モバイル機器用の「Core m」ブランドの製品だ。従来は「Core M」として単一のシリーズだったが、今回はCore iシリーズと同様に、Core m7、同m5、同m3とラインアップが分かれた。