ウイングアーク1stは2015年9月1日、第三者データ提供サービス「3rd Party Data Gallery for MotionBoard Cloud」の新たなラインアップとして、Agoopが提供する「メッシュ型流動人口データ」()の販売を開始した。利用料金(税別)は、全国版が月額50万円(10ユーザーID)から、地方版が月額25万円(同)から。

画面●メッシュ型流動人口データの画面
画面●メッシュ型流動人口データの画面
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 3rd Party Data Gallery for MotionBoard Cloudは、人口統計データや事業者データ、気象履歴データ、各種調査統計データなどの「第三者データ」を提供するサービスである。企業の情報活用を支援する。利用企業はデータの買い取り、クラウド経由での月額利用、データ分析システムの構築導入、といった様々な形態で購入できる。

 今回、第三者データのラインアップを拡張し、新たにメッシュ型流動人口データの提供を開始した。スマートフォンアプリから得た位置情報を利用して生成した流動人口データに、独自の総人口換算係数を乗じるなどの推計処理を施したデータである。2014年1月~12月の1年間のデータを対象に、1時間単位の人口分布を500メートル四方のメッシュで把握できる。

 メッシュ型流動人口データでは、スマートフォンのGPSログを収集することで、実態人口(あるエリアある時間にいる実際の人口)に近い総人口分布を把握できるのがメリットという。