写真1●DCP-J963N-B
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写真2●DCP-J4225N-B
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 ブラザー販売は2015年8月31日、インクジェット複合機「PRIVIO(プリビオ)」シリーズの新モデルを9月下旬から順次発売すると発表した。A4対応の「ベーシックシリーズ」5機種と、A3プリント対応の上位機種「ネオシリーズ」3機種の合計8機種。価格はオープン。

 新モデルでは、昨年ネオシリーズに搭載した新インクをベーシックシリーズにも採用。黒や暗部の再現性とコントラストを高めたことにより、写真画質を強化したという。全機種とも印刷解像度は最大6000×1200dpi。自動両面プリント機能を搭載する。

 また、よりコストパフォーマンスを分かりやすくするために、1回のインク交換で印刷できる枚数を公表した。ベーシックシリーズは、カラーインクでA4文書499枚、L判写真199枚、ブラックインクでA4文書375枚印刷できる。ネオシリーズは、カラーインクでA4文書1200枚、L判写真400枚、ブラックインクでA4文書1048枚印刷できる。

 ベーシックシリーズは、従来機と比べて体積で15%、接地面積で11%小型化した。印刷速度はモノクロ毎分12枚。本体寸法は幅400×奥行き341×高さ172mm。

 「DCP-J963N-W/B」(本体カラー2色展開)は、印刷速度がカラー毎分10枚で、有線&無線LAN、レーベルプリント、ADF、Wi-Fi Direct、NFCを搭載する(写真1)。予想実勢価格(税別)は1万9500円前後。

 「DCP-J762N」はカラー毎分10枚で、無線LAN、レーベルプリント、Wi-Fi Directを搭載する。同1万7500円前後。「DCP-J562N」はカラー毎分6枚で、無線LAN、Wi-Fi Directを搭載。同1万3500円前後。

 「MFC-J880N」はカラー毎分10枚で、ファクス、有線&無線LAN、レーベルプリント、ADF、Wi-Fi Directを搭載。同2万4000円前後。

 ネオシリーズは、幅480×奥行き345×高さ188mmのコンパクトボディながら手差しでのA3プリントに対応する。印刷速度はカラー毎分18枚、モノクロ毎分20枚。

 「DCP-J4225N-W/B」(本体カラー2色展開)は、無線LAN、ADF、多目的トレイ、Wi-Fi Directを搭載。同2万3000円前後(写真2)。

 「MFC-J4725N」は、ファクス、有線&無線LAN、ADF、多目的トレイ、Wi-Fi Direct、NFCを搭載する。同2万9000円前後。

「PRIVIO」シリーズの製品情報
ブラザーのWebサイト