写真1●Skype for BusinessやLyncと既存のビデオ会議システム間の通話を可能にする「frSIP Skype for Business Gateway」の利用イメージ
写真1●Skype for BusinessやLyncと既存のビデオ会議システム間の通話を可能にする「frSIP Skype for Business Gateway」の利用イメージ
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写真2●デルタパスジャパンの奥田智巳カントリーマネージャー
写真2●デルタパスジャパンの奥田智巳カントリーマネージャー
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 デルタパスジャパンは2015年8月26日、10月にマイクロソフトの統合コミュニケーション(UC)ツール「Skype for Business」と既存のビデオ会議システム間での通話を可能にするゲートウエイ製品「frSIP Skype for Business Gateway」を発売することを明らかにした(写真1)。

 デルタパスジャパンは香港に本社があるデルタパスの日本法人。デルタパスはビデオ会議などの機能を提供するUC製品やサービスの設計・開発を手掛ける。デルタパスジャパンの奥田智巳カントリーマネージャーによると、「Skype for Businessや従来版のLyncは動画圧縮規格にRTVを使うなど、一般的なビデオ会議システムで利用されている規格とは異なる。そのため、既存のビデオ会議システムとの通話が困難だった」と話す(写真2)。

 frSIP Skype for Business Gatewayを使うと、例えばRTVを一般的なビデオ会議システムが利用しているH.264などの業界標準規格に変換できる。「既存のビデオ会議システムのシステム構成や画面構成を維持したまま、ゲートウエイを追加するだけでSkype for BusinessやLyncと連携できるようになる」(奥田氏)という。