韓国Samsung Electronicsが18.4インチディスプレイを搭載した特大タブレット端末を開発中だと、Samsung関連のニュースブログ「SamMobile」が現地時間2015年8月21日に報じ、複数の米メディア(PCMag.comなど)がSamMobileの記事を紹介している。

 SamMobileによると、Samsungが開発している特大タブレット端末は型番が「SM-T670」で開発コード名は「Tahoe」。ディスプレイ解像度は1920×1080ドットで、OSに「Android 5.1 Lollipop」を採用する。

 1.6GHzのオクタコア「Exynos 7580」プロセッサ、2Gバイトのメモリー、32Gバイトの内部ストレージと最大128Gバイトに拡張可能なmicroSDカードスロットを備える。800万画素のメインカメラと210万画素のフロントカメラを搭載し、バッテリー容量は5700mAh。本体サイズは幅451.8mm、高さ275.8mm、厚さは11.9mmという。

 居間やオフィス、教室など、人々が集まって同時に複数で使用するシーンが考えられる。今のところ正式名称やリリース時期に関する情報はないという。

 約20インチで1920×1080の解像度はかなり粗い画像になると米CNETは指摘している。ちなみにSamsungの12型タブレット端末「Galaxy Tab Pro 12.2」は2560×1600ドットの解像度を提供している。

 約20インチのタブレット端末は、パナソニックや中国Lenovoなどがすでに発表しているが、Samsungは安価な特大タブレットを投入する可能性があると、米Gizmodoは見ている。