写真1●ALCATEL ONETOUCH IDOL 3の外観
写真1●ALCATEL ONETOUCH IDOL 3の外観
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写真2●ALCATEL ONETOUCH IDOL 3を持ったTCLコミュニケーションテクノロジー、バイスプレジデントのアラン・レジューネ氏(写真左)と、標準搭載DJアプリを実演したDJのTaku Takahashi氏(写真右)
写真2●ALCATEL ONETOUCH IDOL 3を持ったTCLコミュニケーションテクノロジー、バイスプレジデントのアラン・レジューネ氏(写真左)と、標準搭載DJアプリを実演したDJのTaku Takahashi氏(写真右)
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写真3●DJアプリ「ONE TOUCH MIX」の実演
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写真4●ディスプレイ表示の美しさをうたう
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 シネックスインフォテックは2015年8月21日、Androidスマートフォンの新製品「ALCATEL ONETOUCH IDOL 3」(写真1)を発表した。8月28日に発売する。最大の特徴は、上下逆さまでも使えるリバーシブル仕様にしたこと。ディスプレイサイズは5.5型で、市場想定価格(税別)は4万2800円。開発会社は、中国のTCLコミュニケーションテクノロジー。

 最大の特徴は、バッグやポケットから取り出してすぐ、上下の向きを確認することなく使い始められること。画面やボタンを逆さまに表示できるだけでなく、マイクとスピーカーをケースの上下両方に搭載している。これにより、上下逆さまに構えても問題なく通話できる。こうした工夫についてTCLコミュニケーションテクノロジーでバイスプレジデントを務めるアラン・レジューネ氏(写真2)は、「消費者目線のデザインを追求している」とアピールする。

 このほかにも、ユーザーインタフェースとして、音、ディスプレイ表示、カメラ機能などの良さを追求したという。音については、スピーカーがJBLの音質認証を取得しているという。音楽再生時は、音楽ファイルをリアルタイムに分析し、圧縮時に失われたデータを補完する。独自のDJ(ディスクジョッキー)アプリケーション「ONE TOUCH MIX」も標準で搭載した(写真3)。

 ディスプレイ(写真4)は5.5型で、解像度はフルHD(1920×1080ドット)。ドット密度は401ピクセル/インチ。広角視野の液晶パネルを搭載したほか、コントラストが高め、屋外の日光下においても視認性に優れるとしている。カメラは明るいF2.0の広角レンズを搭載したほか、0.26秒で顔を認識するとしている。

 ケースの色は、ダークグレー、メタリックシルバー、ソフトゴールド、の3色。OSはAndroid 5.0。CPUはQualcomm MSM8939 Snapdragon 615 オクタコア(クアッドコア1.5GHz+クアッドコア1GHz)。メモリーは2Gバイト。ROMは16Gバイト。外部記録媒体はmicroSD(最大容量は128Gバイト)。本体サイズは152.7×74.14×7.4mmで重さは約141g。

 SIM形状はmicroSIMで、SIMスロットは一つ。SIMロックフリーであり、任意のSIMを利用できる。携帯電話規格は、3GがW-CDMA 800/850/900/1900/2100MHz帯。LTEがB1/3/7/8/19/20。その他の通信機能は、無線LANがIEEE 802.11a/b/g/n(2.4G/5GHz)で、Bluetooth version 4.1、NFC。