データセクションは2015年8月18日、ディープラーニングを活用して画像が不適切(性的または凄惨)かどうかを判定するWebサービス「WEB画像フィルタリングサービス」()を提供開始した。このサービスを利用すれば、自社運営のSNSなどに不適切な画像が投稿されても、これを掲載する前に判定して自動で除外することが可能になる。利用料金(税別)は月額10万円から。

図●WEB画像フィルタリングサービスの概要(出典:データセクション)
図●WEB画像フィルタリングサービスの概要(出典:データセクション)
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 画像が不適切かどうかをディープラーニングで自動判定するWeb APIである。不適切なデータの代表として性的な画像と凄惨な画像についての学習データを持っており、これらの画像に類似しているかどうかを判定する。何を不適切とするかについてはユーザーごとにカスタマイズが可能であり、学習データを別途用意することで、どのような種類の画像でも判定できる。

 サービスは、Web APIの形態で利用できる。判定対象となる画像ファイルそのもの(またはURL)を渡すと、ジャンル分類を行い、判定結果が返ってくる。画像が投稿されたタイミングで都度判定する使い方ができる。さらに、URLの指定では、個々の画像ファイルを指定する使い方だけでなく、URL配下のリンクをクロールして画像を収集する使い方も可能。